2008年11月14日

カルチャーショック

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「外国人は我が国についてはどう考えるのか」という問いが時々頭に入っている。ベトナムと言えば、戦争と貧乏の国を思い浮かべる外国人が多いそうだ。現在のベトナムは経済も国民の生活もよく変わってきたが、そう考えた人はまだ多く残っているらしい。
ベトナムの若者としては、我が国の長年の戦争の歴史には自慢するとはきちんと言えるが、今のベトナムには自慢するかしないかどうやら言えない。昔、戦争のせいで、みんな貧しくて、苦しかったので、精神的にも金銭的にも簡単に分かち合ったり、シェアしたりした。物騒な時代に住んでいる昔のベトナム人は、自分や家族なんかのためより、祖国のためのほうに生きていたようだ。でも、現代の市場経済化にともなって、ベトナム人の考え方も生き方も変化してきた。みんなはお金、お金の話ばかりに関心を払ったり、話したりしているそうだ。

実は、昔のベトナム人の生き方のほうが好きだと思う。でも、前に述べたように、どんなことも別の価値を持っているのだ。今よりもっといい社会に到着する前に、いろいろな困難を経験しようがない。この「めちゃくちゃ」時代はその困難の一つだと思っている。北からの王朝に支配された1000年と、フランス、米国の支配に打倒した100年以上と比べて、これが一番超えにくい挑戦らしい。なぜというと、すべてのベトナムの国民たちの共通点をまだ見つからないからである。昔、この共通点を早く発見したおかげで、国民の力を集められて、今の自由を果たせた。でも、今の実利的な利益なので、共通点を見つけるのはなかなか難しいようである。

それで、ベトナムの現代状況について考える度に、「そんなにたくさん問題がある、この国は、将来どうになるかしら」と心配するようになっている。現代のベトナムのことについて考えたり、現代社会のいろいろな問題を直接聞いたり、見たりしていた私は、そんなに心配したり、寂しくなったりしているが、外国人はどう思うだろうか。ベトナムといえば、
― バイクが多すぎて、交通渋滞がひどい国
― 住民が自由すぎて、ルールに従って、行動しない国
― ゴミが道にいっぱいある国
― 微笑のないし、「ありがとう」「すみません」を言わない国
・ ・・
だと思うようになるのか?
それとも、
― 家族の伝統的な習慣を大切にする国
― 祖先と老人への尊敬を持っている国
― 子供たちへの愛情を持っている国
― 知らない人と話しかけることがうまい、親しく優しい民族
・ ・・
だと思うようになるのか?

もちろん、ベトナム人としては、外国人にベトナムについてのいい印象を与えたい。できるだけ頑張って、いい印象を与えようと思っている。でも、自分が他の国へ旅行に行くなら、好ましいこと、好ましくないこと、二つとも見たり、体験したりしたい。あくまでも、積極的な面でも、消極的な面でもその国の習慣。別の民族の習慣である以上、自分の国のことと比較したり、いいか悪いかと評価したりするべきではないと思う。その格別な習慣(カルチャーショック)から、創造以上の意味を持った教訓を受けられると思う。このように、もっと重要なのは、その異質な文化の受け入れ方も楽しみ方も心得ることだなあ。
posted by ノラ猫 at 00:38| Comment(1) | ただ、しゃべり・・・ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
日本では、若い女性にベトナムは人気がありますよ。どこの調査だったか忘れましたが、二十代の女性が観光旅行に行きたい国の第一位がベトナムだったそうです。

ところで、伝統的でなくなっても、まったく新しい形で魅力的な国になる可能性もありますよね。高度な技術力で発展した国とか。

ベトナムも他の国と同じように、どんどん代わっていくと思いますが、それが幸せな方向につながることを祈っています。


Posted by 村上吉文 at 2008年11月14日 17:37
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